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Channel: 吃飯了没有?
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ギャラクシーマカオにて?

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10月末〜11月初めに中国華南地区へ里帰り旅行した様子を、11/6からアップしてきましたが、このシリーズもそろそろ終わりです。昨日などは180人近い方に訪問していただいたようで、有り難く思いますが、後数日で写真が枯渇します。申し訳ありません。

最近になっても深センを中心とした駐在員の方のブログを拝見させていただいておりますが、申し訳ありませんが、面白いものがほとんどありませんね。もう少しローカルの街歩き情報や中国人との交流、文化の違い、深センの変化を知らせてくれるところがあっても良いのになあ、と感じます。

さて、ギャラクシーマカオの続きです。


↑ギャラクシーマカオの外観を眺め終わった後ロビー内に戻り、ホテルオークラとバンヤンツリーがどこにあるのかボーイさんに聞いてみました。すると、「それらのホテルはこの廊下の先にあるよ。」との意外な答えが・・・。そちらに歩いてみると確かにホテルのロビーに繋がっていました。

ホテルオークラの方は、ロビーに和服を着た小姐が私たちを出迎えてくれましたが、日本をイメージ?といった感じで違和感を覚えました。一方、写真はバンヤンツリーのロビーですが、アジアンチックな装飾が雰囲気を出していました。でも・・・


↑本当に見たかったのはこの光景です。ホテル敷地内ということでホテル宿泊者でない私たちは中に入ることはできませんでした。残念。この写真はホテル紹介サイトからの借り物です。


↑この日は夜の「水舞間」のショーを見ることが最大の目的でしたが、まだまだ時間に余裕がありましたので今度はギャラクシーマカオのロビーにある喫茶店でお茶しました。この喫茶店、従業員の態度がよく非常に好感を持ちました。それもそのはず、フロアマネジャーらしき女性が西洋人でしたから!そのマネジャーらしき女性が私たちのテーブルの担当となり、お茶の湯がなくなるとすぐ近寄ってきてお湯を足してきてくれました。彼女、とっても綺麗でスタイルの良い西洋人女性でした。英語がブリティッシュイングリッシュでしたので、香港からこのホテルに移ってきたのかもしれません。


↑さて、その後はカジノを散策したりウィンドーショッピングをして時間を潰しましたが、すぐ夕食の時間となり、ギャラクシーマカオ内にあった「翠華餐庁」という香港では有名なチェーンレストランで食べることとなりました。このレストラン、人気があるのですが味は特筆すべきものがありませんでしたので、写真は無しです。唯一、この懐かしい星洲炒麺がエビがプリプリで美味しかったです。

水舞間

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↑ギャラクシーマカオで夕食を食べ終わった後、タクシーで新豪天地に戻ることにしました。ギャラクシーは夜も綺麗ですね。


↑新豪天地の水舞間のショーは夜8時から。まだ時間がありましたので、ハードロックホテルのロビーでカクテルを飲みながらDJお気に入りの曲で時間を潰しました。


↑さて、いよいよ水舞間ショーの始まりです。意外に広い劇場の中にはプールが・・・、これからどんなショーが繰り広げられるのか期待が高まります。


↑ショーが始まりました。ここから先は、ショーのスタントマンや劇団員の演技の妨げになるとのことで、場内のアナウンスでカメラ撮影が固く禁止されていましたので、写真はこれで最後です。

ショーは高飛び込みが本当にスリリングですごかったです。こんな間近でこんな危険なスタントが繰り広げられるなんて驚きの連続でした。途中、バイクのスタントもあってあっという間に時間が過ぎていきました。このショー、チケット代はやや高めでしたが一見の価値有りです。深センではお目にかかれないショーを見ることが出来ます。

詳細は下記サイトまで。ここでチケットの予約を入れることもできます。(私はここで予約しました。)
http://thehouseofdancingwater.com/en/#/home

ペニンシュラのアーモンドヌガー

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今日は会社の忘年会があって帰りが遅くなりました!明日で仕事納めです。こちらのブログも今日でいよいよ終わりです。旅行の様子を長々アップしてきましたが、長い間お付き合いいただき有難うございました。

コメントにも書きましたが、中国の文化、中国人との交流、深センのローカル情報や町中の変化等々、もう少し中国の今、真実を伝えていただけるブログが現れることを切に祈っています。来年こそそういったブログが現れますように。

ということで最後の話題は、今回の旅行で日本の会社の同僚に買っていったお土産の話題です。中国華南地区のお土産を何にしようかと迷いましたが、結局街中でお土産を購入することはせず、香港交際空港で何かを買うことに決めました。


↑空港の免税店でお菓子を物色していたら、目に入ったのがペニンシュラのアーモンドヌガーでした。このヌガーというお菓子、中国華南地区ではよく目にするお菓子だったのですが、恥ずかしながら口にする機会がありませんでした。

ということで、自分でも食べてみたかったので迷わずこれに決めたのですが、会社で食べてみて驚きました。結構美味しいではないですか!予想以上に柔らかい歯ごたえで、ミルクキャンディーにアーモンドを入れた香ばしい味でした。

ヌガーは香港の上環の下町に有名な店があったりしますが、これまで食べてみたことがなかったことを後悔しました。知っていたらもっと買って食べていたでしょうね。

ところで、マカオからは香港国際空港往きのフェリーに乗って香港経由で帰国したのですが、マカオ発のフェリーは相当早い便であったにも関わらずほぼ満席で、しかもほとんどが中国大陸人旅行者でした。一昔前の日本人の状況に似ていますね。

それではまた会う日まで!再見!

新年快楽!

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今年一年、良い年になりますように!

中国衛星放送、娯楽番組を大幅カット

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↑本日ネットでニュースを眺めていたら、中国衛星放送、娯楽番組を大幅カットなる見出しが・・・。中を読んでいくと、何と私もよく見ていた湖南電視台の「我們約会吧」らしき写真が・・・。このような番組を低俗番組とバッサリ切ってしまうところはやっぱり中国ですね。

この記事が書かれていたサイトは下記です。ご参考まで。
http://jp.wsj.com/World/China/node_369857

久々の大学芋

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↑久々の投稿です。先日ある深セン在住の方のブログで、大学芋が紹介されていて非常に懐かしかったので、今日スーパーで買ってきてしまいました!中国では大学芋のことを抜絲地瓜(バースーディーグワ ba(3) si(1) di(4) gua(1))」と呼びますが、抜絲は糸を引く、地瓜はサツマイモのことです。ちなみに綱引きのことは抜河と言います。

中国語で何でこんな呼び名になっているかですが、中国の大学芋の方は、周りの砂糖蜜がもっと水あめ状にどろっとまとわりついていて、芋を引っ張ると砂糖蜜が糸状になるからです。しかもその蜜は冷めると結構固くなっていき、完全に冷えると芋を取り出すことが困難になります。

ですので、中国版大学芋の方はかなりアツアツの状態で出てきて、砂糖蜜は糸状に長くくっついてきてしまいますので、この料理の横には芋を冷やす水の入った椀が用意されていることが多いです。

この大学芋は中国の東北料理で、私は深セン駐在中、東北出身の中国人とよく北京料理店、東北料理店、山東料理店に足を運んでこの料理を注文していました。中国東北人もこの料理は皆好きでしたね。ちなみに東北料理は餃子がやっぱり有名ですが、その他にも日本人の口に合う料理が結構あって、私は好きでした。でも中国の湖南地方から南の出身者は、意外に東北料理が好きでない方が多く、当時は意外に感じました。

さて写真ですが、今回私が食べたのは勿論日本版の大学芋。久しぶりの大学芋でしたが本当に美味しかったです。一緒に水餃子とか、トマトと卵の中華炒め料理を食べたくなってきました。

最後に、広辞苑に書かれていた大学芋の解説をアップします。「乱切りにしたサツマイモを油で揚げ、砂糖蜜をからめて炒りごまをまぶした食品。大正から昭和にかけて、学生街で好まれたことからの名。」中国東北地方から帰国した日本人が、大学周辺の学生街でこの料理の販売を始めたのでしょうかね?

本と私

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私は本の虫ではありませんが、色々な本を読むことが好きです。そういうわけで、深セン駐在を開始して真っ先に向かったのは香港そごうの上にある日本の本屋と、深セン南山にある深セン書城でした。本屋に入ると妙に心が落ち着くのは私だけでしょうか?店頭に色々並んでいる本を眺めて、そのときどきの流行を察知したり、面白そうな本に出会うことが楽しみでした。

もう1つ、深セン駐在時代に私が楽しみにしていたのは、深センでも見られたNHKの週刊ブックレビューでした。


↑先日ある本屋に足を運ぶと、店頭にこんな本が・・・。週刊ブックレビューの20周年記念のブックガイドでした!中を覗くと、番組の以前の進行役の児玉清さんの追悼のページもあって、迷わず購入しました。彼の落ち着いた司会進行と本を愛する心が伝わってきて見ていて楽しかったですし、当時アシスタントをされていた中江有里さんの知的な清楚なコメントも何か好感をもって見ていました。

この記念ガイドの中には、深セン駐在当時に知った本の紹介もされていますし、1991年から2011年までの様々なゲストのお勧め本が詰まっていて、非常に参考になります。今後、余暇は珈琲ショップなどでこういう本に触れて時間を過ごしていきたいと思っています。


↑本ということで、宇都宮の本屋で見つけたもう1冊は、この「中国嫁日記」です。本と言うよりは漫画ですが、この漫画、深セン駐在時代にも何かで見かけたことがありますが、日本人男性に嫁として嫁いだ中国人女性の奮闘記?ドタバタ劇?を描いた面白い漫画となっています。興味のある方は読まれてみてください。

中国から年賀郵便が・・・

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最近本当に寒くなっていますが、皆さんお元気でしょうか?中国では今日は大晦日で、いよいよ明日から旧暦の正月ですね。今晩は中国人の皆さんは水餃子を食べて、家でCCTVの年越し番組を見て過ごすことでしょう。中には爆竹を準備してあって、カウントダウン(倒数)を終えた後に、バチバチ鳴らして騒々しくなります。すべてが懐かしいです。

先日、日本の会社の事務所に郵便物が届きました。大きな封筒でしたが、四川省の友人からの年賀郵便でした。


↑前にも紹介したことがありましたが、中国にも年賀郵便があってお年玉のくじ付きです。日本と異なるのは正月前に郵便物が届けられることです。正月気分を盛り上げていくということなのでしょう。

この写真のくじですが、今年は既に日本にいるので、何か当たったら深センの友人に転送しようと思います。当たった物にもよりますが(笑)。

ちなみに日本のお年玉くじの抽選はさきほど発表されたようですね。私は海外にいたことをいいことに、既に年賀ハガキを出すのはやめていて、送って下さった人にだけ返信するスタイルに変えていますので、手元にある年賀ハガキは少ないですが・・・。

2012春節聯歓晩会

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↑今、2012春節聯歓晩会の生放送をネットで見ながらこれを書き込んでいます。懐かしいスター(明星)が出てきて思わず声を上げてしまいます。6回も深センでこれを見ながら旧正月を迎えていた自分がいたことを懐かしく思います。

今日も何人かの中国人の友人から挨拶のメールが入ってきました。やっぱり中国の方が人と人の距離が近くて、こういう季節は温かく感じます。また中華圏に住んでみたいですね。

2012春節聯歓晩会を見たい方は今すぐhttp://www.cntv.cn/までアクセスを!

初恋紅豆氷(アイス・カチャンは恋の味)

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先日ある方のブログで、マレーシア映画の紹介があってすぐにネットで鑑賞しました。その映画の名は「初恋紅豆氷(アイス・カチャンは恋の味)」。古き良きマレーシアの華人社会を描いたノスタルジックな青春映画でした。ペナン出身の人気歌手阿牛が、長年温めた構想で初めてメガホンをとったらしいのですが、初めてとは思えないカメラワークで映像がとても綺麗でした。

舞台は80年代のマレーシア、主に華人が住む小さな町の喫茶店。次男坊ボタック(阿牛)は、居候の娘・アンチー(李心潔)に片思い。父親の暴力に耐えかねた母親がボタックの母を頼ってきて以来、ボタックの家でいっしょに育った。母親は喫茶店の店先で焼そば売りをして生計を立てている。アンチーは“打架魚”(闘魚)のあだ名のとおり、男勝りで喧嘩では敵なしだが、父への思慕が断ち切れないでいる。アイス・カチャン(小豆のかき氷)は父との思い出の味だ・・・。

こんな設定で始まっていく物語は、中国人の世界に足を踏み入れた人にしかわからないような、中国人の笑い(ユーモア)有り、涙有りの映画でした。映画の最後の方で、マレーシアを去ろうとしているアンチーに紅豆氷を手渡すボタックのけな気な姿には切なさを覚えました。


↑そんな温かい物語を支えているのが、この豪華な俳優人です。曹格、梁靜茹、品冠・・・、皆さんマレーシア華僑だったのですね。

私は深セン駐在時代、ほとんど毎晩と言ってもよいほど、丁度夜10時くらいから始まる星光衛視台で放映される香港映画を見ていました。半分は中国語の勉強のためだったのですが、最後の方は香港B級映画のなんとも言えないくだらなさ、はまると面白いブラックユーモア、そして香港の田舎の人間模様などが楽しく感じるようになっていました。

初恋紅豆氷も、このときの香港映画に通じるほのぼの感があって、それでいて映像が美しいので見ていてあっという間に時間が過ぎていきました。途中聞こえてくる南国の鳥の鳴き声・・・、香港で何度も聞いた声です。感慨深かったです。


↑映画の中で出てきた紅豆氷。こちらも香港で何度か食べた懐かしい味でしたが、映画にすぐ感化されてしまう私は、先週末すぐに、今住んでいる町にある台湾スイーツ店に足を運んで味わってきました。

でもただの紅豆氷はなくて、ミルク紅豆氷でしたが。でもこれが本当に美味しかったです。近くに華南地区で慣れ親しんだスイーツの店があることを嬉しく思いました。

最後に・・・私のブログをいつもご訪問いただいている方でしたら、このマレーシア映画初恋紅豆氷は気に入っていただけるものと思います。是非ご覧ください。ちなみに私はちゃっかり優酷で見てしまいました。

無印良品の・・・

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先日、今私がいる宇都宮のパルコに足を運んだのですが、無印良品に自然と足が向かっていました。色々な雑貨を物色していると、無印良品は最近食品に力を入れていることに気が付きました。

その中に非常に興味を覚えたレトルトがあって、すかさず購入。


↑こちらはバターチキンカレー。何でこのカレー?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、昔深セン時代にある日本人から「香港のチョンキンマンションの中のインド料理屋のバターチキンカレーが絶品」と紹介され実際行ってみたことがあったのです。

あの怪しいチョンキンマンションの1階奥にあるこのインド料理店の様子は、以前ここで紹介させていただいたことがありましたが、そのとき食べたカレーが非常に懐かしく思っていました。無印良品からこんなレトルトが出ているとは・・・。

早速食べてみましたが、無印良品さん、なかなかやるではないですか!結構美味しかったです。これにナンがあれば文句無しですが、このナンの元も無印良品で売られていました。恐るべし!無印良品!


↑もう1つ、こんなレトルトも見つけました。そう、私がマレーシア、シンガポール、そして香港で食べたことのあるあのバクテー(肉骨茶)のもとでした。この味のチャーハンってどうなの?と感じてしまいましたが、実際作ってみて八角やスパイスが本場の味とあまり変わらず、こちらもなかなか美味しくいただけました。

無印良品と言えば、マレーシア出身の有名な歌手光良は昔、無印良品という2人組で活躍されていたのですよね。その相方が昨日紹介した映画にも出ていた品冠(ビクター・ウォン)さんです。色々繋がっていますね。

映画「悲情城市」

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↑一昨日、映画「悲情城市」を見終わりました。この映画は、台湾基隆の九份(jiu fen)を舞台にした映画で、映画の存在はかなり昔から知っていましたが、深センのDVD屋さんで見かけたことはなく、いつしか忘れていました。

ところが先日、別の方のブログでトニー・レオンの話題が出たときにこの映画の存在を思い出し、市販されていることを知って購入した次第です。買ってびっくり。なんとこの映画、1989年にヴェネチア国際映画賞で金獅子賞を受賞していたのですね。

映画の感想ですが、背景となっているのは1945年の第二次世界大戦終結直後の台湾基隆の九份(jiu fen)で、日本からの祖国復帰の喜びも束の間、基隆で酒家を営む林阿禄一家が、大陸の流入してきた中華民国国民党の外省人の横暴に苦しめられていく状況を映し出していきます。

この映画、それまで語ることさえタブーとされていた、台湾史最大の汚点「二・二八事件」を侯孝賢監督が真っ向から取り上げた作品で、台湾ののどかな基隆・九份(jiu fen)をバックに、緊張感溢れる光景が映し出されていきます。

以前、小林よしのりさんの「台湾論」を読まさせていただいたことがありましたが、その中にも本省人が外省人に苦しめられる姿が描かれていましたが、当時の本省人は「い○が去ってぶ○が来た」と嘆いたそうです。これならまだ「い○」の時代の方が良かったと・・。日本統治時代は、米の支給も行われていたり病院や公共の施設も充実していて、それが外省人の流入によって崩れていったとか・・・。

林阿禄一家の四男で、耳が不自由な文清を演じるトニー・レオンと、彼と結婚した看護婦の寛美を演じる辛樹芬さんの演技がものすごく光っていました。混沌とした無法な世界を2人で助け合って生きていこうとするけな気な夫婦の姿に、今の日本のあるべき姿を垣間見たような気がしました。ちなみに寛美さんという名前は、映画の中で「ヒロミ」と呼ばれていて、当時の台湾人の中に日本語風の名前を付けていらしゃった方がいたことを微笑ましくも思いました。

いずれにしましてもこの映画、台湾の歴史を知りたい方にはお勧めの1作品です。見ていて色々な人間関係がよくわからなくなってしまいますが、監督は、その複雑な人間関係、人間模様を通して、当時の混沌とした台湾の状況を表現したかったのかもしれません。

蔡幸娟「真情」

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最近また映画「不能説的秘密」を見直す機会があり、台湾の良さを再認識しました。Jay Chouのあの映画はどの部分をとっても素晴らしいの一言に尽きる映画なのですが、その中でも私が好きなのは映像の素晴らしさです。日本の古き良い時代にも通じるノスタルジックな感じが、見ていてとても感傷的にさせます。

その映画の中で、湘倫と小雨がとある小さなレコードショップに寄るシーンがあるのですが、そのとき湘倫が聞いていた音楽も台湾の懐メロ的な歌謡曲で、これまた感慨深いものがありました。私はその手の音楽も好きだからです。

以前ここで述べたことがあったでしょうか?忘れてしまったのですが、私が華流芸能の世界が好きになったきっかけを作った歌手が2人います。一人はFishこと梁静茄、そしてもう一人が今日紹介する蔡幸娟です。

蔡幸娟さんは間違いなく台湾で一、二を争う歌唱力を持ち合わせた歌手で、私は*年前に初めて出張で台湾を訪れたときにたまたまレコード屋で出会った歌手だったのです。聞いてみてびっくり。こんな美しい切ない歌声で美しい旋律を情感豊かに歌い上げる歌手がいたのかと・・・。


↑そんな彼女が出したアルバム「真情」。ノルタルジックなサウンドでもう言うこと無しです。アルバムの中に聞き覚えのある日本の曲が4曲ほど入っているのも嬉しいです。「長崎は今日も雨だった」が、情感豊かな台湾の街角を彷彿させる歌に生まれ変わっていたりします。「つぐない」も名曲ですね。。。

このアルバム、歌だけでも素晴らしいのですが、深セン駐在時代に映像付きのDVDも売られているのを発見しました。このDVDの映像がまた「本当に」素晴らしいのです。不能説的秘密にも出てきそうなお洒落な街並みや家、部屋、風景など、見ていて飽きません。下記YouTubeなどでご覧いただければと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=jOx33A6ka4Y&feature=related

やっぱり台湾は親日の人が多いし、日本の古き良き時代の面影を残している良い場所と思います・・・。

梁静茄2012「愛的那一頁」世界巡回演唱会-澳門編

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↑梁静茄2012「愛的那一頁」世界巡回演唱会-澳門編が、2/25(土)にマカオヴェネチアンのコタイアリーナで開催されますね。深センにいたら間違いなく見に行ったでしょうが・・・。

彼女、最近バラッド(情歌)歌手からの脱皮を図ろうとしていますが、このコンサートでは昔ながらのバラッドを披露してくれることでしょう。香港で見た彼女のコンサート、本当に懐かしいです。

MCで「日本のファンも駆けつけてくれています」と紹介したときには嬉しかったですね。もちろん私のことではなくファンクラブか何かに入っている日本人のことでしたが。

深セン在住の皆様、こういったコンサートはなかなか楽しいですよ。でも・・・、彼女はほとんど広東語で話すと思います。

中国語ジャーナル

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↑私は中国語の勉強や中華芸能の情報取集を目的に、たまに「中国語ジャーナル」を買っています。色々な芸能人の生の声を生の漢語会話で聞けるのはやっぱり嬉しいです。写真にはFishや、ジュディ・オングさんなどが写っていますが、それぞれの皆さんの訛りや発声などに差があって、興味深いものがあります。

そんな中国語ジャーナルですが、一番右の2012年2月号は、何と台湾で今超人気のソニア・スイさんが出ていましたので迷わず購入してしまいました。彼女、モデルとして有名ですが、2010年に台湾で放映された「結婚って幸せですか」というドラマで大ブレークしたそうです。

このドラマ、実はまだ見たことが無かったのですが、何と今私が住んでいる宇都宮のローカル局とちぎテレビで、このドラマを放映することが決定しました!!何と嬉しいことか!

ちなみに今は「原味の夏天」が放映されていて今日が最終回でした。来週からまた楽しみが増えました。

エンレイ「テレサの羽根」

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↑昨日紹介した中国語ジャーナルの写真の一番左ですが、ジュディ・オングさんのお名前の下にエンレイ(媛麗)さんのお名前も見つかるかと思います。

彼女、江西省景徳鎮出身の歌手で、幼少期から歌の才能を認められ、中国国立の音楽院に入学。「流星雨」で北京チャート1位を獲得後、拠点を日本に移し2005年にテレサ・テン追悼曲「永遠の人」で日本デビューを果たしました。

その後、日本の色々なCM曲を担当していたことを初めて知ったのですが、何とサントリーウーロン茶のコマーシャルやみずほ銀行のCMソングなども彼女が担当していたのですね。

そんな彼女の活躍に目を留めた作詞家荒木とよひささんが、2011年に総合プロデュースしたアルバム「テレサの羽根」が発売されました。荒木さんは、先日ここにアップした蔡幸娟「真情」のコメントに言及した「つぐない」の作詞家としても有名です。

テレサのヒット曲「時の流れに身をまかせ」の25年後の主人公をモチーフに歌詞をリメイクした曲や、有線リクエストで2週連続1位を獲得した「テレサの羽根」を含む珠玉の10曲が収められています。

中国語ジャーナルのインタビューではテレサへの思いや歌に対するお考えを色々と述べられています。私もこのアルバムを買って聴いてみましたが、彼女の歌声、とっても清涼感があって何より日本語の発音がとても美しいです。

私は前からお話ししておりますように、華流音楽も好きなのですが、台湾、香港、そして中国大陸とどこへ行ってもテレサは有名で彼女の歌は愛されていました。香港には彼女を追悼した珈琲店があったり、台湾にはテレサの墓地があったり・・・、テレサが歌う中国語の曲も本当に素敵なものが多いです。私は若い頃はあまり彼女の良さがわかりませんでしたが、年を重ねる度に、そして中国で生活をした経験も合わさってその良さを噛みしめるようになってきました。

このエンレイさんおアルバムですが、中に私の好きな「香港〜Hong Kong〜」も収められていて、またこのエンレイさんバージョンもGoodです。ヴィクトリア湾の夜景を見ながら主人公の女性が涙する姿が思い浮かびます。

彼女のことをもっと知りたい方は、彼女のオフィシャルサイトまで。
http://en-ray.asia/

「Makiyo泥酔事件」に思う

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↑ここ最近、台湾の報道番組を賑わせているのが「Makiyo泥酔事件」です。この事件が、日台関係に悪影響を及ぼしかねない状況になっています。

この事件自体は、検索していただけると色々出てきますのでご確認いただければと思いますが、数ある報道の中で下記日経ビジネスON LINEの記事に共感を持ったので紹介しておきます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120206/226874/?P=1

「いくら芸能活動が政治と関係ないとはいえ、ビジネスが利益を追及するものであれ、個人旅行が個人の楽しみのものであれ、海外に一歩出れば自分が日本の一部を背負っているという意識は持ってほしい。そういう意識に欠けて、自分をコントロールできない人は、乱暴な言い方だけれども、海外に出てほしくないものだ。」

このコメントには私もまさに同じ意見です。馬総統が再選したこの時期だからこそ、この先の日台関係が悪化しないことを祈っています。

魯肉飯発見!!

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↑先週末、今私がいる宇都宮のスーパー「オータニ」へ足を運んだら、中華特集週とかいうことで、何と!!!私が好きな魯肉飯が売られているのを発見しました!!!ここのブログを以前からご覧いただいていらしゃる方は、私が台北に行ってこの料理のファンになったことをご存知と思います。深センに美味しい魯肉飯を出してくれる店がなかったんですよね。

そんな懐かしい料理と、予期せぬ状態でご対面でした〜!迷わず購入して食べましたが、味は台北で食べたものとはやっぱり少し違いました。白米自体が何か美味しくなくて、肉も本場はもう少し細かく切ってあってトロッとしていましたね。でも文句は言いません。大満足でした!

この特集、この週で終わりでしたが、このスーパーなかなか良いことをしますね!センスが良いです。

最近・・・

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ここ宇都宮に新しい中華料理店が増えてきているようです・・・。街を歩くと中国語が聞こえる機会も増えてきました。





先日そんな店の一つに足を運びましたがこのお店、台湾の小龍包の名店「京鼎樓」の流れをくむそうです・・・。嬉しいことは嬉しいのですが、何か物足りなさを感じるのは私だけでしょうか?台湾の雰囲気はここ宇都宮には皆無ですからね。そしてこのお店、小龍包以外の点心が無いのもいただけません。。。

と書きましたが、先日別の場所にも中華レストランを見つけて思わずうなってしまいました。そのお店、従業員全員が中国人で、店もレトロな雰囲気があって私の感性にはまってしまいました。後日紹介します。

思わずうなってしまった・・・

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ここ宇都宮で見つけてしまいました!本場中国に引けをとらない中華飯店を・・・。



まず出てきたのは水ではなく無料の烏龍茶。これ、味見してみたらわかったのですが、市販の烏龍茶ではなく自分のところで茶葉から泡茶したものと思います。味がまろやかで美味しかったです。でも、氷茶で出てきたところは中国ではありませんでしたね(笑)。

お箸は日本の先の尖ったお箸でしたが、置き方が縦置き(日本は横置きですよね)で中国置きなのでホッと?しました。

初めて行ったのでどんな人がいるのか不明で怒られても困るので、写真は少ししか撮りませんでしたが、従業員は皆さん中国の方であることがわかりましたので、今週末また足を運んで写真を撮ってきます。

アルバイトらしき若い中国人男性と少しお話しました。私が料理を注文したとき、漢語発音と日本語発音を混ぜるので変な人だなあと思われたようです。私が昨年まで中国にいたことを中国語で伝えると「あれーー。中国語うまいですね。炒麺をチャオミエン(chao mian)と発音してきたお客さんは初めてだったので変だなあと思っていたんですよ。」と。彼、江西省出身とのこと。私の印象ですが、江西出身の中国人の発音が一番聞き取りやすいですね。

江西省と言えば「湯」。あの美味しい薬膳スープ、こんな寒い日には飲みたくなってしまいますね。このお店、従業員は中国の色々な場所から来られているようです。コックさんは黒竜江省から来られているとか・・・。若い女性の店員さんもたどたどしい日本語で対応していて微笑ましく思いました。

また今週末、色々な人と会話しに足を運んでみます!勿論料理も楽しみです。
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