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Channel: 吃飯了没有?
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今回台北で宿泊したホテル

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↑今回台北で宿泊したホテルは、林森北路にあるTango Hotel Taipei LinSenです。比較的こじんまりとしたホテルで、コンシェルジュはいませんでした。その代わり、フロントのスタッフが女性ばかりでとてもフレンドリーでしたので、野郎一人の私にとりましてはとても好ましく思いました。

前にも書きましたが、部屋が停電してしまったとき電話したら、何とフロントの女性スタッフが飛んできてくれて「お化けが出ますよ」なんて冗談を言ってくれたり、CD屋さんが近くに無いか質問したら「誰のCDを買いたいのか」と質問してきて色々雑談で盛り上がったり、なかなか楽しかったです。私が好きな台湾の歌手の名前を挙げていくとかなり驚いていましたね。日本人宿泊客も多いらしく、結構日本語も理解できるようでした。

このホテル、サイトがありますので興味のある方はこちらをご覧ください。


↑部屋に備え付けのお茶は紅茶、烏龍茶、プーアル茶、そしてジャスミン茶と4つの種類があって、私の好きなお茶ばかりなのでGoodでした!


↑洗面所のガラスのコップもガラス細工の少しレトロな風合いのコップで、なかなかお洒落でしたね。こういうところも好ましく思いました。


↑何よりも驚いたのは、部屋のトイレにウォシュレットが設置されていたこと。ウォシュレットってやっぱり快適ですよね。便座は温かいし・・・。このウォシュレット、蓋もボタン1つで開閉出来て乾燥機まで付いている優れものでした。日本でもここまでの機能が付いているものはあまり目にしませんよね。

ところで・・・、操作盤をよく見ると全部日本語ではないですか?!日本人以外が宿泊したら理解できるのでしょうか?それともこの部屋は日本人専用???謎です。

日照りの龍山寺にて?

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5/1は魯肉飯を食べてホテルに戻った後、ブログをアップしたり台湾のテレビを見たりしていたら、いつの間にか寝てしまっていました(笑)。結構歩き回りましたからね・・・。ということで、今日からは台北での5/2の行動を見ていただきます。

この日はCDを買いに西門へ行く予定だったのですが、その前に西門に近い龍山寺にも寄ってみようということで、最初に龍山寺にお参りに行くことにしました。


↑MTRに乗って龍山寺駅へ。駅から地上に上がるとこんな光景が・・・。この鐘、何か謂れがあるのでしょうか?


↑写真でおわかりいただけると思いますが、この日は朝から本当に暑かったですね。外にいるだけで汗が吹き出てきました。路上に咲くパラソルが懐かしいです。中国深センではあちこち咲いていましたので。


↑さあ、いよいよ龍山寺です。ここに来たのは5年ぶりでしょうか?


↑中に入って行くと・・・


↑早くも線香の良い香りが・・・。お供え物を置く台も健在です。


↑相変わらずここには熱心な信者がお参りに来ていました。ひっそりとたたずむお寺も趣きがあって良いですが、信者で大混雑しているお寺も面白いですね。混雑したお寺と言えば香港の黄大仙を思い出します。皆さんはどちらのお寺が好きですか?

日照りの龍山寺にて?

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↑この蝋燭で線香に火を付けて、本殿に向かうと・・・


↑本殿近くにも蝋燭台があってこの台はこんな金ピカの像に支えられていました。何か液体金属で出来た新型ターミネーターみたい・・・。


↑本殿裏の後殿に回ってみると正面には媽祖(天上聖母)殿がありました。媽祖は海に囲まれた台湾でも人気の守り神ですね。。。


↑本殿の側面にはお経を読める椅子と机が準備されていて、たくさんの信者が一心不乱にお経を読む姿が印象的でした。


↑線香の香りが漂う中ふと空を見上げると台湾らしい光景が・・・。こういうどうってことの無い風景が旅心をくすぐりますね。。。

日照りの龍山寺にて?

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↑龍山寺の境内にある池の中にこんな龍の像が・・・。龍山寺にちなんでの像なのでしょうが、結構リアルで夜中見たら怖そうです。。。


↑龍と言えばこちらもリアル。ひげとかトゲは針金で作ってあるのでしょうか?それよりももっとすごいのは、龍の下の馬に乗った人間の像の細かさです・・・。


↑龍山寺のお参りを終え、周辺を散策してみることに・・・。その前に暑くてボーっとし始めたので、龍山寺周辺で有名な青汁・・・、ならぬ青草茶を飲むことに・・・。青草茶は日本の青汁とは異なって茶色っぽい色をしていて、味はどちらかと言うと涼茶に近い美味しい味となっています。


↑公園外の土塀に座って一息つきました。10種類ほどの薬草を煮詰めて作ったもので、砂糖を加えているので甘くて爽やかで口当たりのよい薬草茶です。中国深センも非常に暑くてこの手の涼茶は手放せませんでした・・・。懐かしい味でした。

新富市場・東三水街市場にて

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↑龍山寺の東隣りに新富市場・東三水街市場があります。市場という言葉を聞くと思わず入ってみたくなる性分であることもあり、涼を求めて中に入ってみることにしました。


↑するとそこには期待通りの世界が・・・。鰻の寝床のような細長い通路の両側に面白いお店があるわあるわ。


↑豚足だけでなく豚の頭そのものも・・・。


↑魚屋もあってなんでも揃うジモティーの市場でした。こういう市場って生活感があって好きです。一部のお店で惣菜も売られていたりして、ここに来れば何でもそろっています。日本は下町を除いてこういった場所が本当に失われてしまいましたね。

今私のいる宇都宮にもこういった市場があれば良いのですが・・・。

廣州街にて?

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↑昨日紹介した新富市場・東三水街市場を進んで行くと、店の切れ目に小道があってその先に廣州街が見えました。この小道には小さな小吃店があって麺やちょっとした料理が美味しそうでした。


↑廣州街に入ってみるとこんな赤レンガの歴史的建造物が・・・。何かと思って近寄ってみると


↑剥皮寮という建物で、台北市政府が1988年よりこの歴史的な街並みの保存に着手し2009年に修復を完了したものであることがわかりました。 剥皮寮についてはまた明日説明を加えたいと思います。なかなか面白いエリアでした。


↑龍山寺や剥皮寮のある萬華地区ですが、300年ほど前、この辺りは先住民族が淡水河を船でよく行き来していてこともあって、その当時は先住民族の言葉で小船を意味する「Monga」と呼ばれていて、その頃は主に茶葉やサツマイモなどの農作物の売買が盛んだったそうです。1738年には龍山寺も建立され、住民の信仰およびこの土地の商業の安泰を祈願する拠点となりました。当時はまだ台湾は中国の清朝に統治されていました。

それからは中国大陸の閩南地方(福州)から渡ってきた住民が増え続け、木材や炭の売買など、萬華地区はますます発展していったそうです。そんな中1895年に日本統治時代が到来します。この頃、地名が先の先住民族の読み方を真似て、現在の「萬華」と変わりました。

廣州街にて?

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↑剥皮寮を歩いていたら、何やら撮影が行われていました。映画でしょうか?ドラマでしょうか?何人かの俳優さんが隣りの部屋に待機していてスタッフが色々と準備をしていました。この場所は、既に色々な映画に使われているようですね。2010年2月に封切られた台湾映画で「海角七号」と肩を並べるくらいのヒットを巻き起こした「Monga」もここで撮影が行われたそうです。


↑ちょっとした小物が当時の面影を残しています。剥皮寮の名前ですが、まだ清の時代だったころ、この辺りは中国の福州から船で杉の木材が運ばれ、皮を剥いで加工していたことに由来しているそうです。漢字だけ見るとちょっと怖いイメージとなってしまいますが・・・。


↑剥皮寮の中には色々な展示物もあって古き良き時代にタイムスリップ出来ます。時間の関係もあって全てをじっくり眺めることが出来ませんでしたので、次回台北を訪れる機会があったら、ここにはまた来ようと思っています。


↑廣州街(龍山寺)の散策を終え、次に向かったのは西門でした。MTRの隣り駅となっています。西門で真っ先に向かったのはこの紅楼。しかし残念なことに私が訪れた時間は閉館中でした。中の展示物と劇場を見たかったのですが・・・。

その後、CDやDVDを物色しに西門の街を散策したのですが、11時過ぎであったにもかかわらずお店がオープンしておらず!あれれ??と力が抜けてしまいました。おそらく12時近くには開店するのでしょうが、お昼は台北101で昼食を取ることを考えていましたので、泣く泣くその場を離れました。


↑ということで台北101に移動することにしたのですが、この日も本当に暑くて街中を歩いていたら身の危険を感じるほど体温の上昇を感じたので、タクシーに乗ってしまいました。冷房が効いていて快適でした!途中、総督府を経由して信義路へ入ったので、思わず総督府の写真を1枚。剥皮寮も紅楼も総督府も、デザインはもとより赤レンガが落ち着きを与えていて本当に美しい建物ですね。

台北101の鼎泰豊

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↑タクシーで台北101に到着。見上げると台北101のタケノコは綺麗に青空に伸びていました。本当にユニークなデザインです。


↑足を運んだのは地下1階のフードコート。ここのフードコートは色々な中華料理屋が並んでいて味も美味しいのでお勧めです。中華料理というと街中の場合は一人で店に入るのは気が引けるときがありますが、この場所は何の問題もありません。以前、この中の一つの店で初めて魯肉飯を食べた際、本当に美味しかったので感激したのを今で思い出します。

今回も昔のその店で別の料理を食べようと思っていたのですが、残念なことにその魯肉飯の店はなくなっていました。代わりに何か美味しそうな料理が無いかなあと探し回っていたら、何と!一角に鼎泰豊があるではないですか!店の中を覗くと一人で食べている人もいるし、席が結構空いていましたのでこの日の昼食はここに決めました。


↑通された席は少し奥めのテーブルでしたが、席から点心を作る職人さんの姿が見えて面白かったです。


↑ここへ来たら誰もが食べる小龍包。味はどうかなあと食べてみましたが、本当に美味しかったです。本店でも一度だけ食べたことがありますが全く遜色ありません。アツアツの小龍包の肉汁が100点満点でした。生姜の千切りも良かったです。


↑もう1つ頼んだ炸醤麺。肉味噌と緑豆、そして麺との相性が抜群で、こちらも今まで食べた炸醤麺の中で一番美味しかったと言っても過言ではありませんでした。

前にも書いたかと思いますが、この店のもう1つの長所は、お店の小姐達の動きがテキパキしていて笑顔も多く、非常にフレンドリーだったことです。皆さんとても可愛らしい方が多く、私の隣りに小さな赤ちゃんを連れた家族がやってきたのですが、小姐の皆さんがニコニコしながらその赤ちゃんをあやす姿はとっても楽しかったです。私のところにも何度もやってきてお茶を足してくれたり、他に用事がないか確認しに来たりとサービスに力を入れているなあと感じました。台北101の鼎泰豊、そんなに混雑もしておらず(時間帯や曜日にも因るとは思いますが)絶対お勧めです。


↑他にも色々と美味しそうな小吃があって目移りしてしまいましたが、この日は夕方から九fenへのツアーに参加する予定でしたので、食事は簡単に済ませて13時過ぎにバス&MTRでホテルに戻りました。

道すがらバスの中から信義路を撮ってみたのですが、信義路はずーーーっと工事で、何かと思っていたらここにもMTRが出来るのですね。台北101へのアクセスがより便利になりそうですが、個人的には風景を観賞することの出来るバスの方が楽しいと思います。

九分行きツアー?

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台北101で昼食を終え、ホテルの部屋に戻ったのは14時過ぎ。すぐにブログのアップを済ませ、少しベッドで横になった後、16時発の九分行きツアーに参加するため部屋を出ました。九分と書きましたが、本当は分には「にんべん」が付きます、ここのブログはにんべんの分が表示出来ないようなので、ここでは「分」と書きます。


↑ツアーの集合場所は中山北路と林森北路に挟まれた台北晶華酒店、そうリージェントホテルでした。集合時間は16時。出発まで近くの珈琲店で台北の時の流れを楽しむことにしました。選んだ店は林森公園の前にあるスタバです!林森公園の散策をしたときに目を付けていました!でも、この日はお昼までは天気は良かったのですが、どんどん雲行きが怪しくなってきて、スタバに来る直前には通り雨があったりしました。。。

でも私はこんな雨模様の台北も好きです。スコールは南国らしさを演出してくれます!


↑集合時間になりバスに乗り込んだら、いくつかのホテルを回っていきましたが、最後に立ち寄ったのはやはり圓山大飯店でした。非常に有名なホテルではあるのですが、私はほとんど興味がありません。夜景は綺麗らしいのですが、場所が悪いですからね・・・。


↑圓山大飯店でお客さんをピックアップした後、バスはすぐに高速道路に入りました。高速道路から見えた台北101を。。。


↑もう1枚。やっぱりランドマークになっていますね。


↑1時間もかからないうちに九分に到着。バスが停まったすぐ側にこんな九昭霊廟なる廟が。。。


↑ここから細い山道を暫く歩いていくとこんな九分らしい光景が目に入ってきました。と、ここまでは良かったのですが、雨足がどんどん強くなってきて・・・。この後の悲惨な状況は明日明後日で紹介します。

九分行きツアー?

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↑今日、宇都宮の郊外を車で走っていたら、信号機の地名に思わず声を上げてしまいました。芳賀台北!タイペイ!!−−−−なーんて勝手に興奮してしまいましたが、本当は「はがだいきた」なんでしょうね。

今日も九分ツアーの続きです。


↑映画「悲情城市」でも見られたような海の景色を見たかったのですが・・・、少し遠くの景色が見えたのはこのときだけ。時間の経過とともに雨がどんどん強くなってきました。


↑九分のメインエリアに到着したようです。このゴチャゴチャとした感じと赤い提灯のある景色が、千と千尋の神隠しのモデルとなった場所です。


↑悲情城市で使われた飯店が目の前にありました。中を覗いてみましが特筆すべきものはありませんでしたので特に紹介はしません。


↑ここから1時間半ほどの自由時間となりましたが・・・、雨がだんだん豪雨となってきてこの狭い階段は川に変化してしまいました。皆折り畳み傘を差し始めましたが、傘が役に立たないほど雨足が強くなってきて歩くのも嫌になってきました。夕食の時間でもあったことから、どこかで簡単な食事を取れる場所を探すことにしましたが、この続きはまた明日!

ところで、私が参加したツアーですが、ホテルにはコンシェルジュはなく、ツアー等の紹介はしていませんでしたので、持っていたガイドブックに載っていたJTB現地ツアー会社に電話して個人参加しました。1500台湾元程度だったと思います。

九分行きツアー?

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↑あちこち歩き回りたかったのですが、階段が川のようになってきて、観光客が雨宿りし始めました。歩き回るのが困難になってきたことからとりあえず食事をしながら退避しようとお店を探していたら・・・。


↑空いている米麺店を発見。ちょっと奥まったところにあって観光客の目に付きにくい場所にありました。魚丸も注文しましたが、こういったB級グルメはやっぱり最高です。どちらもネギの食感が格別でした〜!


↑食事しているとニャ〜という鳴き声が!えっ?どこかに猫がいるようです。。。と、辺りを探すとこんなところに猫ちゃんも退避していました。外の雨をジーッと恨めしそうに眺め続けていました。


↑食事を終える頃には雨が止んでくれることを期待したのですが、豪雨は止む気配をみせず。阿妹茶楼の軒下でずーーっと雨宿りして赤提灯の不思議な灯りに見入ってしまいました。近くの金鉱のおかげで繁栄したこの九分の街ですが、映画「悲情城市」に見られたように色々なドラマが繰り広げられたのでしょうね。一角に遊郭の跡地らしき場所もありました。。。

九分行きツアー?

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↑阿妹茶楼の入り口の階段の上には、有名なお面が2つ飾られています。このあたりも千と千尋の神隠しの題材になったようですね。


↑自由時間は残り30分。阿妹茶楼は雨が降り出したこともあって大混雑でしたが、この頃になると店から出る客が出始めてお店が空いてきました。そこを見計らって、他にやることも無かったのでお茶してみることに・・・。


↑これがお茶セットでした。たったこれだけで1000台湾元近く取られたと思います。凍頂烏龍茶でしょうか?あまり大した味ではなく完全に観光客相手のお店と化していました。これで雄大な景色が見られれば何の文句も無かったでしょうが・・・。唯一、この白っぽくなった梅の実は本当に美味しかったです。帰りにお土産に買おうかと思ったくらいでしたから。。


↑結局帰りの集合時間まで土砂降り状態が続いてしまい、靴は中までびっしょりとなってしまいました。持っていった靴は勿論一足だけでしたから、ホテルに戻るや否や、ドライヤーで靴の乾燥を始めたことは言うまでもありません。

ところで、この写真を撮った小さな広場には小さな映画館跡がありましたが、夜ということで閉まっていました。今度九分へ行く場合は、天気予報のチェックは勿論のこと、昼間に行こうと心に決めた次第です。

雙連朝市にて?

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↑帰国日の前日、5/3はまずは雙連朝市を見に行きました。雙連駅を降りると人が集まっている通りがありましたので、すぐそこが朝市の場所であることがわかりました!


↑果物やサンドイッチ(三明治)等々、色々なものが思い思いに売られていました。南国台湾はやっぱり果物の宝庫で本当に安いです。深セン時代、食欲が無いときに果物をよく食べたことが懐かしいです。暑い日はキンキンに冷やしたマンゴーなんて本当に最高でした!


↑こんな通りが続いていて朝から本当に活気があります。


↑反面、通りに面した公園にはこんな穏やかな光景も見られて、こういうところが台北らしくて好きです。


↑更に進んで行くと文昌宮の前の銅像も市民を穏やかに見守っていました。

この像につきましては明日紹介しますが、明日は宴会が入っていますのでブログのアップは遅くなるかもしれません。ご了解ください。

雙連朝市にて?

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今日は飲み会で今ようやくPCに向かっています。ということで、今日のアップは昨日の銅像の写真についての紹介だけとさせていただきます。(今週金曜日も飲み会で、楽しくない飲み会が続くのもどうかと感じてしまいますね。。。)こんな飲み会に5000円使うなら、困っている人に渡したいと常に思っています。。。


↑昨日最後にアップした、文昌宮の前の銅像は「高施傳義士紀念碑」です。高施傳なる人物がどういう人だったかと言いますと、自らの命を顧みずたくさんの市民を交通事故から救ったことで知られているようです。

一時期日本軍に招聘されて南洋諸島で従軍していたようですが、その後鉄道で働くようになり、30数年一日も休むことなく勤勉であったことから国民党員の模範とも考えられていたようです。

その彼の身に大きな不幸が・・・。民国59年10月31日の午後5時頃、一大のバスが鉄道の遮断を始めた踏切にさしかかったときに減速することなく突っ込んでしまい、穴や当たりの鉄柵等に囲まれて身動きがとれなくなってしまったようです。

バスには60数名の乗客が乗っていましたが、そこに鉄道もやってきていて大変な事故が予感されました。この光景を見た高施傳さんがバスの周りの障害物を必死で取り除き始めましたが、そこへ鉄道が突っ込んでしまい高施傳さんはお怪我を負いそのまま他界されてしまわれたそうです。(バスの乗客の皆さんがどうなったのかは不明ですが、おそらく大きな死傷者は出なかったのではないでしょうか?)

いずれにしましても彼のこの献身的な行為に対し、後世に渡り党員の模範となるよう「鉄道遺産」としてこの場に懸念碑を建てることになった由。

私がそういった緊急の場に身を置いたときに果たして高施傳さんのような高貴な行動が取れるかどうか・・・。思わず目を瞑ったままその場に立ちすくんでしまいました。

雙連朝市にて?

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↑文昌宮ですが、学問の神様が祀られていて受験シーズンともなると大混雑するそうです。


↑あるサイトによれば、このお宮さんに参拝するときのお供え物は、通常のお花やフルーツとは違って、受験祈願のときには「葱」と「芹」をお供えするのがポイントだそうです。というのも「葱」は聡明を意味する「聰」と、「芹」は勤勉を意味する「勤」と発音が同じだからだそうです。でもこの日はフルーツが多かったように思います。


↑屋根の一角にたくさんの赤提灯が飾られていました。夜来たら綺麗でしょうね・・・。


↑学問の神様の廟の隣りにこんなマーケットが・・・、こんがり丸焼きの鶏が吊るし売りされていました。この相対するような光景が隣り合わせで存在するところが何とも台北らしいです。


↑日本の絵馬のようなものもたくさん飾られていました。


↑雙連朝市で小豆の入ったサンドイッチを買って食べてみましたがなかなか美味しかったですよ。台北の朝市へは初めて訪れましたがなかなかの活気で驚きました。

これにて雙連朝市シリーズは終了です。この後私は「天母」を訪れたのですが、ここもまた初めての場所でした。天母の様子は明日以降紹介しますが、明日は飲み会があって帰りが遅くなる可能性があり、アップ出来ないかもしれません。ご了解ください。

天母散策?

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今飲み会から帰宅してきました。遅くなりましたが今からアップします。今日から暫く雙連朝市の後に訪れた天母の様子を紹介します。


↑天母へはMRT士林駅まで行って、そこからバスで行きました。何番のバスに乗ったか忘れてしまいましたが、天母行きは結構この士林を経由していたと思います。後からわかったのですが、この後私の乗ったバスはMRTの先の駅「石牌」も経由しましたので、そちらから乗られた方が便利かもしれません。

天母周辺は噂通り雰囲気が異なっていました。最終バス停まで行く前に同乗していた西洋人がたくさん下車した天母新村で私も降りてみました。


↑街をぶらぶら歩いてみましたが、この雰囲気、どこかに似ていると思いませんか?そう、中国深セン蛇口の街並みに大変似ていました。西洋人が集まるのでこういう雰囲気になるのか、雰囲気が良いので西洋人も集まるのか・・・。


↑本当に懐かしい香りのする通りでした。


↑この感じも海上世界から水湾頭へ抜ける通りの途中で目にしそうな風景です。


↑天母円環に到着。環境は静かでとても雰囲気の良い場所ではあったのですが、何か物足りない感じが・・・。レストランがあまり多く無いんですよね。実は私がこの日天母へ向かったのは、深センでよくお世話になった台湾系の珈琲店「天母藍鳥珈琲店」がここ天母にあるに違いないと勝手に思い込んで探しに行ったのです(爆)。しかし、少々お洒落なカフェはありましたが、天母藍鳥珈琲店のようなお店は見つかりませんでした。

もしかしますと三越方面まで足を運んだら似たような珈琲店はあったのかもしれませんが、お腹が空いていたので他の店で昼食を食べることにしました。どこで食べたかは明日紹介します。

天母散策?

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↑お腹が空いてきましたので、昼食を食べる場所を探すことにしました。天母広場に戻ると一角に三玉宮なる廟が・・・。台北は街中の至るところに廟がありますね。

さてこの三玉宮ですが、あるサイトの紹介では、元々は清の乾隆年間(1736-1795)に土地の神様として祭られた福?正神の小さな祠が始まりだそうです。その後、日本統治時代に祀られた「天上聖母(媽祖)」が霊験あらたかな神として評判になり、多くの信者が詰めかけました。

戦後は、反日感情も手伝って一時期廃れていたようですが、1947年には地元の有志達により豪華絢爛な廟が建てられ、観音や七仙真祖(7人の神様)も一緒に祀られるようになったそうです。


↑天母東路を写真の奥に向かって行くと新光三越があります。さきほどネットでサーフィンしてわかったのですが、この先には天母藍鳥珈琲店のようなお洒落な珈琲店がありそうですね。もっと先まで足を延ばせば良かったです。

ところで・・・、さきほどの三玉宮に祀られた天上聖母ですが、この名前の最初と最後の一文字をとって天母という地名が付けられたようです。


↑天母広場を見渡すと「小剛」なる東北料理のレストランを発見。天母東路を少し先に歩いたところにも点心料理店を発見しましたが、久々に東北料理を食べたくなりここを選択しました。


↑中に入ると他のお客さんが食べていた美味しそうな料理が目に付いてしまいました!そう、鍋貼餃子です。このパリパリしたハネが美味でした!そしていつも思うのですが、中国へ来るとどうしてこんなに青菜料理が美味しくなるんでしょうね?美味しい料理に舌鼓を打った後、バスに乗って天母を去りました。

音楽ショップにて

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天母の散策を終えた後、バス→MTRで中山駅で降り、ホテルに戻る前に向かった先は新光三越でした。前日、ホテルフロントの女性スタッフに周辺に音楽ショップが無いか聞いたら、中山駅の新光三越にあるとの回答だったからです。

フロントには2人のスタッフがいて「どんな歌手が好きなのか?」との質問が。光良、Fish、王力宏、楊丞琳、Hebe等々歌手の名前を出したら、只者ではないと察知したらしく色々話に花が咲きました。

新光三越には2つの音楽ショップがありました。1つは私営の専門ショップで本屋や音楽機器なども販売されていました。しかし、ここは台湾歌手のCDの品揃えは少なく、お目当てのCDはありませんでしたが、何と!私の好きなグイ・ルンメイさんが主演した映画「最遥遠的距離」が売られていて、すかさずゲットしました。この映画は後日紹介したいと思います。

映画DVDを購入した後、違う階のもう1つの音楽ショップへ。こちらは三越が経営しているお店のようで店員さんが年配の女性でした。話はそれますが、台湾や香港ってこういったベテラン店員さんがいるので落ち着けますよね。深センはどこも若い店員さんで良い意味もあることはあるのですが、レストランなどではマナーやサービスが劣ってしまうので首をかしげてしまことが多々ありました。

話を戻しますが、この年配の女性スタッフですが、私が店に入るや否や「どんなCDをお探しですか?歌手は?」と色々質問してきました。私はこんな年配の方に私の好きな歌手のことがわかるはずはないと思ってしまい、「自分で探します」とつれない返事をしてしまいました。

物色を始めてすぐ、私が欲しかったCDが!蔡淳佳さんの精選アルバムです。


↑これがそのCDですが、このアルバムにはこれまで買ったCDに入っていなかった曲が4〜5曲入っていて、こちらもすかさずゲット。ホテルに戻ってすぐ備え付けのCDプレーヤーで聞いてみましたが、「有心人有情人」という曲がお気に入りになってしまいました。

この曲、こちらで聞けますので是非お聞きになられてみて下さい。彼女の落ち着いた艶のある声と歌の内容がマッチしていて、彼女はやっぱりこういった情歌が似合う歌手だなあと再認識しました。ところで、この歌、今一つサビの歌詞の意味がわかりかねています。「世間には私が好きな人はたくさんいるのに、私のことを好きになってくれる人は何でこんなに少ないの?」と私は意訳していますが、間違っていますでしょうか?どなたか教えて下さい。

今私が一番ライブで聞いてみたい歌手です。彼女、最近シンガポールで眼鏡店の老板にもなられたようで、夢がかなったとブログでコメントされたりもしています。ユーモア溢れる方のようです。


↑こちらは郭静さんのCDです。このCDは私が探していたCDではありませんでしたが。私が蔡淳佳さんの精選アルバムを手にしたら「あなた、彼女の歌が好きなの。本当に良い歌手ですよね。それならこの郭静さんのCDはお勧めですよ。」との意外な答えが・・・。

ベテランスタッフなので若い歌手の音楽は知らないと思いきや、こんなお店で働いているので、音楽好きなのでしょうね。彼女を信じてこのCDも購入してみました。こちらのCDはややポップな曲も多く含まれていましたが、1曲目でアルバムタイトルにもなっている「陪著我的時候想著她」が本当に素敵で気に入りました。

郭静さんは香港出身で両親に連れられて台北に移って来られたようですね。香港、台湾のバラッドはほんとうに好きなので、また新しい歌手を知る機会を得ることが出来ました。

ちなみにこのCD、ちょっとジャケットの写真が好きでは無かったのですが、何と空港のCDショップには同じCDでシンプルな風景をバックにした素敵なジャケットのものが売られていました。ちょっとがっかりしましたが、仕方無しです。

彼女の「陪著我的時候想著她」はこちらで聞けます。良い曲ですので是非お試しを!ちなみにこのMVに出てくる相手の男性は、2011年に台湾で大ブレイクした「結婚って幸せですか」にも出ている王宥勝さんですね。色々繋がっています・・・。

台北之家

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CDやDVDを購入してホテルに戻った後、台北最後の晩を台北101周辺で過ごすことに決めていましたが、その前に今回の旅行でまだ行けていなかった按摩店に行くことに。中山北路をブラブラしていると対面に何やら白い建物の入った観光スポットらしきものが・・・。

とりあえずまずは近くにあった楽天なる按摩店で足按摩→背中按摩のフルコースを。1000台湾元だったと思いましたが、疲れた脚と凝った背中を痛気持ちよくほぐしてくれました!按摩の値段は深センよりは高いですが日本よりは格段安くて本当に嬉しいです。しかも、按摩を受けている間中、色々中国語でたわいもない話が出来て中国語の勉強にもなって一石二鳥ですね。

私の按摩の担当になってくれた年配の女性は、私が何でこんなに中国語が話せるのか、何で今台湾にいるのか、これからどこに行くのか、そしていつもの通り何で一人なのかと、一通りの質問責めにあいました。

そうそう、話を戻しますがこの彼女に中山北路で見つけた白い建物が何なのか聞いてみましたが、中に美味しい珈琲店がある、程度しかわかっていないようでした。。。按摩を終えてすぐ足を運んでみました。


↑建物の入り口には「台北之家」なる名前が・・・。台北之家は1926年に建造された2階建ての白い洋館で、以前はアメリカ領事館として使われていた建物だそうです。第二次世界大戦終結後、歴代のアメリカ大使がここを住居とし、台湾の芸術家や作家が大使館に招かれることもあったようで、台湾の歴史や文化を今に伝える重要な建築物の一つとなっているそうです。


↑1997年には3級古跡に指定され、「台湾映画文化協会」に経営と維持が委託されたとのこと。数回の修復を経て現在は、映画館、2軒のカフェレストランとグッズショップが設けられています。この他、展覧会や座談会などが催されているスペースもあるようです。


↑庭には次回?上映予定の映画の宣伝も・・・・。映画ファンの私にとっては何かワクワクするような空間でした。


↑建物1階には、侯孝賢監督の映画の名前「珈琲時光」が店名になっています。この「珈琲時光」、私はまだ見たことがないので是非とも見てみたいですね。このカフェは大使館の応接室が使われれているようです。


↑私はこの中に入りませんでしたので、中の様子はちらっと外から眺めただけですが、かなりお洒落なカフェでした。中の様子をちょっとだけ紹介したかったので、この写真だけ台北ナビさんからお借りしました〜!すみません。


↑そして2階にも孝賢監督の映画でヒットした「紅氣球」という映画と同名の珈琲店があるようです。こちらも別のブログで見てみましたがお洒落な店ですね。

1階には台湾デザイナーのアイテムやCD・書籍がそろうショップ「光點生活」などもあって、映画鑑賞がてらショッピングやお茶してゆっくり時間を過ごすのも楽しそうな場所でした。でも・・・、噂では週末は混雑するそうなので、平日夕方から足を運ぶのがベストかもしれませんね。

最遥遠的距離

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昨日は映画館も併設されている台北之家の紹介をしましたので、今日も映画の話題を1つ。以前にもコメントしたことがありますが、不能説的秘密にも主演されていたグイ・ルンメイさん主演の別の映画を台北で購入することが出来、見終わりましたので紹介します。


↑その映画の名前は最遥遠的距離。ベネチア国際映画祭、そして台湾の映画祭でグランプリを取っているこの映画、見終わった感想ですがなかなか面白かったです。

この映画には3名の主人公が登場します。1人目は録音技師の小湯(莫子儀)。失恋の痛手から立ち直れないままの日々を送っていましたが、思い立って別れた彼女と約束した「台湾」の音を録りに台東へ向かいます。海岸の音、防風林の音、先住民のお祭りの音等々、毎週のように台湾の音を録り、テープを別れた彼女の元に送り続けます。その部屋にはもう新しい住人小雲が住んでいるとも知らずに。。。

2人目は、その元彼女の部屋に越してきた小雲(グイ・ルンメイ)。会社の上司から二股をかけられていますが、それを甘んじて受け入れています。しかしそんな生活に嫌気がさしていた中、以前の住人に届き続けるカセットテープに収められた美しい台湾の音を聞いてしまい、その音に心を惹かれていきます。ある日突然、心がふっ切れて会社を飛び出し送り主の彼とその音探しの旅に・・・。

3人目は精神科医の阿才(賈孝國)です。病院で自分が患者の役になり、患者にトラウマの元を演じさせるというスタイルのセラピーを行っていますが、妻がボーイフレンドを作って家からいなくなってしまい孤独な生活を送っています。

彼も突然仕事に行く気をなくし、3年前の結婚式の招待状を手がかりに大学時代の憧れの人のところに向かう決心をします。住所は台東。

台北という都会に住む3人の孤独な主人公が、台東の旅の中で孤独な心を解放させていきます。それぞれの主人公が自分のルーツ、自分の存在意義に気づき始めるのです。

この映画でちょっと気持ちが悪いのが阿才(賈孝國)の役です。自分自身も精神が正常でない精神科医の役で、ホテルで娼婦と変な会話をしたり、台東の売店で小姐と踊りまくったり、最後に小湯と別れた後で潜水用具を身に付けて海岸沿いの道路をペタン、ペタンと歩き続けたり・・・。映画を見始めたときには眉をひそめてしまいましたが、映画を見終える頃にはこの危うい精神科医の姿が何か視聴者の心にも宿る危うい、そしてけだるい妄想のような余韻を与えてくれました。

グイ・ルンメイさんは言うことなしで素敵でした。台北の生活に憂いの表情を見せていたのが、台東の旅で自分・自分の生活を見つめ直す機会を与えられて生気・笑顔を取り戻していく姿は、彼女以外の女優には演じられない感じがしました。

台北の音楽ショップでたまたま見つけたDVDでしたが、台北芸能ファンの皆様でしたら是非ご覧いただきたい映画です。

この映画の予告編サイトを見つけましたのでここに貼っておきます。興味のある方がご覧になられてみて下さい。
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