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大谷寺にて

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昨日紹介したフェービーさん、今日は不調だったようで順位を落としてしまいました。優勝も夢ではないと思うので経験を積んで頑張ってほしいです。

今日は天気が良くて気持ちの良い一日でしたが、渡良瀬遊水地では気球で死亡事故が起きたとか・・・。この谷中湖には何度か足を運んだことがありますが、内陸でありながらジェットスキーやヨットで有名な場所でもあります。折角の休日だったのでしょうが・・・。ご冥福をお祈り申し上げます。

さて、昨日まで大谷石資料館を紹介してきましたが、今日はそのすぐ近くにある大谷寺の紹介です。


↑大谷寺(おおやじ)は天台宗の寺院で、大谷石凝灰岩層の洞穴内に堂宇を配する日本屈指の洞窟寺院となっています。本尊は凝灰岩の岩壁に彫られた高さ4メートルの千手観音(大谷観音)で、「大谷観音」の名で知られています。


↑大谷寺の前には大谷石で出来た工芸品がたくさんお土産用として売られていました。


↑江戸時代初期には、徳川家康の長女・亀姫が時の住職・伝海僧正による中興を援助し現在の大谷寺の基盤を作ったそうです。伝海僧正は徳川氏の菩提所・上野寛永寺の開山であるため、以来大谷寺は寛永寺に属し、徳川家の保護の下に繁栄したとか・・・。


↑風化した大谷石の岩山が独特の風景を形つくっています。この大谷石の壁面に本尊である千手観音像(大谷観音)が彫られています。弘法大師の作とか・・・。本当は写真に撮りたかったのですが、撮影厳禁とのことで写真はありません。こちらでご確認ください。

岩壁面には千手観音像だけでなく、伝釈迦三尊像、伝薬師三尊像、伝阿弥陀三尊像の4組10体の石心塑像が4区に分かれて彫られていて、これらの仏をあわせて大谷磨崖仏(おおやまがいぶつ)と呼ばれています。


↑観音堂の屋根の赤鬼が睨みをきかせていました。磨崖仏を見守っているのですね。磨崖仏は一見の価値ががありますので、お近くに寄られた場合は是非ご覧いただければと思います。

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