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蔡幸娟「真情」

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最近また映画「不能説的秘密」を見直す機会があり、台湾の良さを再認識しました。Jay Chouのあの映画はどの部分をとっても素晴らしいの一言に尽きる映画なのですが、その中でも私が好きなのは映像の素晴らしさです。日本の古き良い時代にも通じるノスタルジックな感じが、見ていてとても感傷的にさせます。

その映画の中で、湘倫と小雨がとある小さなレコードショップに寄るシーンがあるのですが、そのとき湘倫が聞いていた音楽も台湾の懐メロ的な歌謡曲で、これまた感慨深いものがありました。私はその手の音楽も好きだからです。

以前ここで述べたことがあったでしょうか?忘れてしまったのですが、私が華流芸能の世界が好きになったきっかけを作った歌手が2人います。一人はFishこと梁静茄、そしてもう一人が今日紹介する蔡幸娟です。

蔡幸娟さんは間違いなく台湾で一、二を争う歌唱力を持ち合わせた歌手で、私は*年前に初めて出張で台湾を訪れたときにたまたまレコード屋で出会った歌手だったのです。聞いてみてびっくり。こんな美しい切ない歌声で美しい旋律を情感豊かに歌い上げる歌手がいたのかと・・・。


↑そんな彼女が出したアルバム「真情」。ノルタルジックなサウンドでもう言うこと無しです。アルバムの中に聞き覚えのある日本の曲が4曲ほど入っているのも嬉しいです。「長崎は今日も雨だった」が、情感豊かな台湾の街角を彷彿させる歌に生まれ変わっていたりします。「つぐない」も名曲ですね。。。

このアルバム、歌だけでも素晴らしいのですが、深セン駐在時代に映像付きのDVDも売られているのを発見しました。このDVDの映像がまた「本当に」素晴らしいのです。不能説的秘密にも出てきそうなお洒落な街並みや家、部屋、風景など、見ていて飽きません。下記YouTubeなどでご覧いただければと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=jOx33A6ka4Y&feature=related

やっぱり台湾は親日の人が多いし、日本の古き良き時代の面影を残している良い場所と思います・・・。

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