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晩秋の一関(5)

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昨晩ようやくさだまさしさんの映画「長江」を見終わりました。中国も本当に変わりましたね。この映画に出てくる中国はまだまだ発展途上の田舎町がたくさん出てきますが、今ではこれらの町も様変わりしていることでしょう。

ただし昔も今も変わらないことがあります。それは人口が多いことです。映画の中で長江沿いの大きな街が出てきますが、色々な市場の混雑具合は今も昔も変化無しです。人が多い場所では我先現象が起きてカオスの世界が広がっていました。

映画の中でさださんが電話口で怒っている様子も映し出されていましたが、おそらく中国人スタッフがさださんの要求に対し真摯に事を進めてくれないことに苛立ったのでしょう。こういうところも今も昔も変わりないところですね・・・。

余談はこれくらいにしまして、中尊寺の話題に戻ります。


↑こちらは金色堂の隣りに佇む経蔵。格子模様の扉がモダンさを感じさせます。堂内には平安時代の彩色文様が確認できます。


↑金色堂を振り返ると紅葉がますます輝きを増していました。


↑もう1枚。影絵の世界のようです。


↑奥に進んで行くと・・・


↑松尾芭蕉の像に出会いました。芭蕉と言えば奥の細道・・・、学生時代仙台周辺の奥の細道の足跡を辿ったことがあったのですが、懐かしい思い出です。ここ一関と言えば「五月雨の降り残してや光堂」、そして「夏草や兵どもが夢の跡」。色々素晴らしい句を残しています。

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