天母の散策を終えた後、バス→MTRで中山駅で降り、ホテルに戻る前に向かった先は新光三越でした。前日、ホテルフロントの女性スタッフに周辺に音楽ショップが無いか聞いたら、中山駅の新光三越にあるとの回答だったからです。
フロントには2人のスタッフがいて「どんな歌手が好きなのか?」との質問が。光良、Fish、王力宏、楊丞琳、Hebe等々歌手の名前を出したら、只者ではないと察知したらしく色々話に花が咲きました。
新光三越には2つの音楽ショップがありました。1つは私営の専門ショップで本屋や音楽機器なども販売されていました。しかし、ここは台湾歌手のCDの品揃えは少なく、お目当てのCDはありませんでしたが、何と!私の好きなグイ・ルンメイさんが主演した映画「最遥遠的距離」が売られていて、すかさずゲットしました。この映画は後日紹介したいと思います。
映画DVDを購入した後、違う階のもう1つの音楽ショップへ。こちらは三越が経営しているお店のようで店員さんが年配の女性でした。話はそれますが、台湾や香港ってこういったベテラン店員さんがいるので落ち着けますよね。深センはどこも若い店員さんで良い意味もあることはあるのですが、レストランなどではマナーやサービスが劣ってしまうので首をかしげてしまことが多々ありました。
話を戻しますが、この年配の女性スタッフですが、私が店に入るや否や「どんなCDをお探しですか?歌手は?」と色々質問してきました。私はこんな年配の方に私の好きな歌手のことがわかるはずはないと思ってしまい、「自分で探します」とつれない返事をしてしまいました。
物色を始めてすぐ、私が欲しかったCDが!蔡淳佳さんの精選アルバムです。
↑これがそのCDですが、このアルバムにはこれまで買ったCDに入っていなかった曲が4〜5曲入っていて、こちらもすかさずゲット。ホテルに戻ってすぐ備え付けのCDプレーヤーで聞いてみましたが、「有心人有情人」という曲がお気に入りになってしまいました。
この曲、
こちらで聞けますので是非お聞きになられてみて下さい。彼女の落ち着いた艶のある声と歌の内容がマッチしていて、彼女はやっぱりこういった情歌が似合う歌手だなあと再認識しました。ところで、この歌、今一つサビの歌詞の意味がわかりかねています。「世間には私が好きな人はたくさんいるのに、私のことを好きになってくれる人は何でこんなに少ないの?」と私は意訳していますが、間違っていますでしょうか?どなたか教えて下さい。
今私が一番ライブで聞いてみたい歌手です。彼女、最近シンガポールで眼鏡店の老板にもなられたようで、夢がかなったとブログでコメントされたりもしています。ユーモア溢れる方のようです。
↑こちらは郭静さんのCDです。このCDは私が探していたCDではありませんでしたが。私が蔡淳佳さんの精選アルバムを手にしたら「あなた、彼女の歌が好きなの。本当に良い歌手ですよね。それならこの郭静さんのCDはお勧めですよ。」との意外な答えが・・・。
ベテランスタッフなので若い歌手の音楽は知らないと思いきや、こんなお店で働いているので、音楽好きなのでしょうね。彼女を信じてこのCDも購入してみました。こちらのCDはややポップな曲も多く含まれていましたが、1曲目でアルバムタイトルにもなっている「陪著我的時候想著她」が本当に素敵で気に入りました。
郭静さんは香港出身で両親に連れられて台北に移って来られたようですね。香港、台湾のバラッドはほんとうに好きなので、また新しい歌手を知る機会を得ることが出来ました。
ちなみにこのCD、ちょっとジャケットの写真が好きでは無かったのですが、何と空港のCDショップには同じCDでシンプルな風景をバックにした素敵なジャケットのものが売られていました。ちょっとがっかりしましたが、仕方無しです。
彼女の「陪著我的時候想著她」は
こちらで聞けます。良い曲ですので是非お試しを!ちなみにこのMVに出てくる相手の男性は、2011年に台湾で大ブレイクした「結婚って幸せですか」にも出ている王宥勝さんですね。色々繋がっています・・・。